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BD結 第2回 「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」近藤光プロデューサーに聞く『アソビは真剣に、めいっぱい』

インタビュー&記事 結(yui)

そして取材後。試写会にて観てきました!『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』

子供の頃「これは魔法石に違いない」と思って集めてた石ころの箱を、大人になって、ふとしたキッカケで開けてしまって「ガラクタ だけど大事にしてたなぁ」なんて懐かしく思いながら、今でも心のどこかでワクワクしてる自分に気付いちゃったような、そんな気持ちになる映画でした。好きなもの、ドキドキするものって、もしかして自分が思っていた以上に変わってないのかも!

世界の中心が徳島になる日、マチ★アソビ

作品へ熱い愛情を注ぐ近藤さんは、プロデューサーや社長という肩書き以上に「常にユーザーを驚かせたい」という思いに衝き動かされ、様々なムーブメントを起こし、アニメ業界を震撼させる存在です。近藤さんの出身地である徳島を盛り上げていきたいという郷土愛から始まった『マチ★アソビ』というイベント、これからどんな広がりをみせていくのでしょう?

マチアソビ

ー近藤さんは徳島で行われているイベント『マチ★アソビ』の総合プロデューサーでもありますよね

近藤「どんどんバージョンアップしてもっと面白いことをしていきたいので、5月に向けて準備していますよ。嬉しいのは、参加企業やゲストがリピートで来てくれていること。さらに、回を重ねるたびに、新しく企業やゲストさんが来てくれて、どんどん大きくなるという循環。嬉しいです。前回カプコンさんが初参加してくれんだけど、次回もご期待ください、という感じです。すでに打合せもスタートしました」

ーあの日、世界の中心が徳島にある、と感じました。幾原邦彦さん、庵野秀明さん、星野リリィさんのトークショーなんて、あれは事件ですよね

近藤「よく実現しましたね」

ー『マチ★アソビ』じゃなければ出来ないイベントですね

近藤「ありがとうございます」

ー今後の展開についてもっと知りたいです

近藤「北九州で「マチ★アソビカフェ」というコラボカフェを作る予定です。さらに、アニソンの歌手を育てていく場にもしたいと思っています。アニソン歌手を目指してる人に、カフェで働きながらステージで歌ってもらう。昔のライブハウスなんかの発想です。アニマックスのミュージックスに出演できるとか、色んなチャンスがあると思う。もちろん、東京からゲストも呼んでワイワイやってくので、こちらも期待して欲しい」

ーえっ!この先アニソン歌手を目指す人は北九州に行くことが一番の近道になりそうですね

近藤「ここで育って、どんどん巣立っていってほしい。」

近藤さんにとっての、作品を見てもらうこと、届けること

ー今後、近藤さんが実写の作品を手掛けることはあるでしょうか?

近藤「僕自身はアニメと実写という境界線はもうけていません。どちらも表現するということでは同じですし、環境を考えれば、今後、その境界線はもっと曖昧になると思います。
実写のカメラ機材は社内に備えていて、アニメのロケハンで大活躍していますし、『マチ★アソビ』でドキュメンタリー映像を作って流したりしてますよ」

ー近藤さんがアニメ業界に関わり続ける意味って何でしょう?

近藤「やっぱり作りたいから、じゃないでしょうか。それに、今、観てもらえる環境にあるのはありがたいと思っています」

ーユーザーさんの存在が力になる?

近藤「もちろんです。カフェはもともとユーザーとメディアの中間点、コミュニケーションの場としてつくったものですが、今後も積極的に充実させていきたいですね」

ー近藤さんはユーザーに「見てもらうこと」その感触や意見について常に意識していて、コミュニケーションをとろうとしていらっしゃいますが、ユーザーさんと近藤さんが直接お話することはありますか?

近藤「はい、もちろん」

ーそれがモノ作りに影響することってありますか?

近藤「単純に『マチ★アソビ』で徳島っていう場所にあんなにも沢山の人が来てくれてるってだけでエネルギーになるよね。例えば今も「ufoteble cafe」(取材日は『GOD EATER 2』とのコラボ期間中)に行列が出来るほどお客さんが来てくれてるけど、もちろん『GOD EATER 2』のオープニング映像を作ったスタッフも、その光景を見ていて、次回作のエネルギーになってる。作品作りっていうものは、スタッフだけじゃなくて、関係者もユーザーも含めて、みんなでやってるんだ、と常に思ってる」

ー近藤さん、スタッフさん、ユーザーさんが作品を通じて、色んな形で触れ合いながら、温かな愛情で作品が包まれていくのですね

近藤「『劇場版 空の境界』の『未来福音』って『空の境界』を始めた時には本来なかった作品で、映像が誕生してユーザーとワイワイしているときに、奈須きのこさんが作ってくれた。それをもう一回アニメ化するという、とても素敵なフィナーレだったなと。ユーザーと一緒に作ったな、という思いです」

ーユーザーにとっても嬉しい言葉です、アニメ業界のトップを走り続ける近藤さんがそういった想いで作品を続り続けているなんて、本当に嬉しいです

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