マイフェイバリット ブルーレイ 第13回 夏野 剛さん

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ベスト3の作品

第1位 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

 いまから約15年後の日本を舞台に、「電脳化」など情報技術が発達する一方、それを駆使した犯罪や政治情勢も生まれている未来を描いた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX =SAC」。ニコニコ動画で特別番組をやったくらい好きな作品です。僕自身、ネットの世界に身を置いていますし、将来に向けてのネットの仕様策定にも関わっていますが、SACでの「未来のネット」の姿の描写は的確です。しかも公安9課という組織を中心に人間関係もしっかりと描かれていて思わず引き込まれます。細かな部分まで拘っている迫力のアクションシーンも楽しむなら、やっぱりBlu-ray版がオススメですね。

【作品紹介】

西暦2030年。情報ネットワークが進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会情勢の中、犯罪の芽を捜し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。公安9課、通称「攻殻機動隊」。完全義体のサイボーグ、草薙素子(くさなぎもとこ)を筆頭に、彼らは自らの信ずる正義を成していくー。本作の特徴は、SFにありがちな難解さを極力排除しつつ、かつての熱血刑事ドラマの色合いをうかがわせる点にあり、基本的に1話完結というスタイルをとりながら、シリーズを通しての敵キャラクター“笑い男”をめぐるドラマが主軸に置かれている。押井守主催“押井塾”出身の神山健治監督、音楽の菅野よう子をはじめとする次世代カルチャーを背負う若き才能が結集。全編、ハイビジョン対応の高密度な映像を作り出している。音に関しては、当初より5.1チャンネル技術を適用してハイクオリティフォーマットで贈る本作は、まさに従来のTV作品とは一線を画す劇場版クラスのシリーズである。

プロヴァンスの贈りもの

 タイトルはロマンチックですが、実はあのリドリー・スコットが監督しているんです。そして主演はラッセル・クロウと来れば、「グラディエーター」みたいなヘビーなアクションを誰もがイメージすると思います。でも、この作品で描かれる赤い液体は、血ではなくてワイン。プロヴァンスの美しいワイン園を舞台に、静かにラブストーリーが展開されていきます。その意外性だけでも楽しめるはず。
そして、ワイン通を自負する僕も納得の描写。ワインについて監督がしっかり取材したことが想像できます。原題は”A Good Year=(ワインの)当たり年“で、ワインをテーマにしていることが色濃く表れているんです。ワインについて詳しくなりたい、という人にもおすすめ。

【作品紹介】

陽光ふりそそぐプロヴァンス 。豊饒なる土地から極上のワインが生まれるように、思いがけない休暇から、とびきりの恋が生まれた。イギリスのロンドンで超多忙な毎日を送るマックス。南仏プロヴァンスでレストランをきりもりするファニー。二人は、マックスが遺産相続のために、亡くなったヘンリーおじさんのプロヴァンスにあるシャトーを訪れたことから、運命的な出逢いをはたすのだが・・・。ワインが結ぶ、おとなの恋。この夏いちばんのロマンティック・ラブストーリー。

第3位 ER緊急救命室

 全15シリーズ、15年にわたる人気TVドラマですが、やはりジョージ・クルーニーが主役を務めるシーズン1が出色の出来。ステディカムを用いた巧みなカメラワークが、ストーリーの緊張感を更に高めています。人の命を救う医師を取り上げただけでなく、彼ら自身がさまざまな問題を抱えながら、時に絶望し、そして希望を見出していく。病室だけでなく難民キャンプが舞台にもなり、人の生き死について考えさせられる作品にもなっています。

【作品紹介】

NBCで放送されたテレビドラマシリーズ。マイケル・クライトンが医学生だった頃のエピソードを綴った作品『五人のカルテ』(ハヤカワ文庫)が原作。シカゴにあるクック郡病院(テレビドラマではカウンティ総合病院)の救急救命室(Emergency Room、略称:ER) で働く医師や看護師たちの日常をリアルに描いたドラマである。ドラマは、ジョン・カーター(若き日のクライトンがモデルといわれているが、本人は否定している)の病院実習(ER実習)の第1日目の出来事から始まる。


※全作品の紹介とコメントは、ブルーレイディスクの小部屋 を ご覧ください。


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