マイフェイバリット ブルーレイ 第11回 杉山知之さん

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ベスト3の作品

第1位 2001年宇宙の旅 ブルーレイ スチールブック仕様(完全数量限定)

なんといってもVFXがフル活用された映画の金字塔であり、我々CGに関わる人間の原点とも言うべき作品。1968年にここまでの完成度の高さが与えたインパクト、そして、哲学的なラストシーン。この映画がどれほど多くの映画人に影響を与えたか計り知れない。まさに人類の文化遺産。スチールボックス入りでコレクションには最適。特典映像の価値も高い。

【作品紹介】

『2001年宇宙の旅』は、明日へのカウント・ダウン、人類の運命の地図、無限への旅…。アカデミー賞を獲得した、目も眩むばかりの映像の到達点ともいえる作品。人間対コンピュータの戦い、想像を絶するほどの映像と音楽の融合が素晴らしい。この作品はスタンリー・キューブリック監督(アーサー・C・クラークと一緒に脚本も手掛けた)のマスターピースと言えるだろう。そしてエキサイティングで衝撃的なこの作品は、いつの時代も新鮮さを失わず、すべての世代を虜にする。未来への旅の前に、キューブリックは人類創世記から(思いがけないワン・ショットと共に)、数千年後の人類に開拓された宇宙へ飛んだ。そしてついには宇宙飛行士ボーマン(キア・デュリア)を、未知の宇宙へ連れ去る。さらにそれは永遠の世界であろうか…。「進入口を開けろ!」さぁ、恐れに満ちた未知への旅を始めよう。

第2位 風の谷のナウシカ

当時「アニメはテレビで見ればいいかな」という思いもあって、実は初見はレーザーディスク。その考え方を覆された。その時も「すごい」と感じたが、Blu-rayは公開時のフィルムの色調ーーこれは、フィルム配給していた84年当時ではフィルムを複製するたびに損なわれていたものーーを再現することに重きを置いてマスターが作られており、手書きならではのタッチを確認することができる。庵野秀明氏が担当した巨神兵のシーンの凄さも身体で感じて欲しい。

【作品紹介】

舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲(オーム)とも心を通わせ、有害な瘴気覆われ巨大な蟲たちの住む森「腐海」の謎を解き明かそうとしていた。そんなある日、「風の谷」に巨大な輸送機が墜落、ほどなく西方のトルメキア王国の軍隊が侵攻してくる。墜落した輸送機の積荷は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという最終兵器「巨神兵」であった。そして、少女ナウシカの愛が奇跡を呼ぶ・・・。

第3位 AKIRA

1988年の作品を、新たにHDニューテレシネ&192kHz 24bitオーディオでBlu-ray化したとあって、機材さえ揃えれば現在の最上級の音響を楽しむ事ができる。アナログで含まれていた可聴帯域(2万Hz)以上のサウンドまではじめてディスクに収めることができており、作曲・指揮・音楽監督を務めた山城祥二氏が実現していたレベルを堪能できる。山城祥二は芸名、実は脳科学者の大橋力先生は、たとえ耳で聞こえない音であっても、身体や脳に直接作用するという今では科学的に証明された現象を、映画音楽に応用した作品なのである。

【作品紹介】

1988年7月、第三次世界大戦勃発。そして、2019年、メガロポリス東京・・・。健康優良不良少年グループのリーダー・金田は、荒廃したこの都市でバイクを駆り、暴走と抗争を繰り返していた。ある夜、仲間の鉄雄は暴走中、奇怪な実験体の少年と遭遇し、転倒負傷。呆然とする金田たちの前で、彼らは軍の研究所へと連れ去られてしまう。鉄雄救出のために研究所へ潜入を試みる金田。だが、彼はそこで、過度の人体実験により新たな「力」に覚醒した、狂気の鉄雄を見る・・・。一方、研究所内の特殊ベビールームでは、実験体の少女が、「最高機密=アキラ」の目覚めを予言。鉄雄は自らの力の謎に近づくべく、地下深く眠る「アキラ」への接近を開始した・・・。


※全作品の紹介とコメントは、ブルーレイディスクの小部屋 を ご覧ください。


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