マイフェイバリットブルーレイ 第11回 杉山知之さん

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杉山知之さん(すぎやま ともゆき)

デジタルハリウッド大学 学長
杉山知之/工学博士

1954年東京都生まれ。87年よりMITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年国際メディア研究財団・主任研究員、93年 日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月 デジタルハリウッド設立。2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。翌年、「デジタルハリウッド大学」を開学し、現在、学長を務めている。2011年9月、上海音楽学院(中国)との 合作学部「デジタルメディア芸術学院」を設立、同学院の学院長に就任。福岡コンテンツ産業振興会議会長、内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員を務め、また「新日本様式」協議会、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会など多くの委員を歴任。99年度デジタルメディア協会AMDアワード・功労賞受賞。

著書は「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)、「クリエイター・スピリットとは何か?」※最新刊(ちくまプリマー新書)ほか。

第10位〜第4位の作品

  • 第10位

    レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ

    ライブのBlu-rayはそのアーティストが一番輝いたときのものが良い。その意味では、「狂熱のライヴ」は外せない。Blu-rayであれば音楽そのものだけでなく、会場の熱狂を身体で受止めることができる。メンバー監修のもと、リマスタリングとドルビー5.1チャンネル化ということで安心して観られる。ぜひ大音量で楽しんでいただきたい。

  • 第9位

    ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組)

    信者のようなファンたちが掘り出した映像での矛盾点やミスを緻密に修正している。スターウォーズのように修正内容にファンが違和感を持つ作品もある中、リドリー・スコット監督がファンの期待に1つ1つ応えて行ったという意味で、新しい取り組みだし素晴らしいと思う。

  • 第8位

    Mr.インクレディブル

    まさに映画に新たな分野を確立したと言っても過言ではないPixer。その中から一つ選ぶ、となるとやはりこの作品になる。どの作品も素晴らしいし、ToyStoryが登場した時の衝撃は忘れられないが、世界観と美術=アートディレクションの観点から、個人的にはこの作品が好きだ。予告編から受けるいわゆる「アメコミ的」な印象を良い意味で裏切ってくれる。子供向けといった先入観なしに見て欲しい。

  • 第7位

    AVATARアバター  ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組)

    この映画のためにJames Cameron監督が開発した撮影手法は、映画史、映画技術史に残るもの。映画上映時も複数の劇場で視聴環境を変えて楽しんだが、高精細なS3D(ステレオスコピック3D)は圧巻。Blu-rayだと劇場では気がつかなかった細かい部分に気がつくこともあり、未公開シーンなどが多数収録されたこの製品はおすすめできる。CGの勉強にもなる。ぜひ大きな画面で見て欲しい。4K版が今から楽しみでもある。

  • 第6位

    007
    製作50周年記念版 ブルーレイ BOX 〔初回生産限定〕

    子供の頃から、ずっと観て育ってきた映画。それぞれの作品やボンド、ボンドガールと自分の人生の記憶がリンクしていて、「その頃」を思い出しながら楽しんでいる。「寅さん」もそうだけど、「007」はそんな楽しみ方ができる希有なシリーズ。DVDボックスも持っていたが、Blu-rayが出たからには買わずにはいられない。そのうち4K版が出たらまたきっと買ってしまうはず(笑)。

  • 第5位

    キャプテンハーロック
    完全初回限定生産 特別装飾版Blu-ray 3枚組

    立体視(3D表現)が自然。現在、擬似的に3Dにする技術が拡がっているが、この作品では始めから立体視制作のための専門のチームも加わっており、ハリウッドのスタイルとは異なるアニメやゲームで培われた日本CG界の実力を示している。じつはCGスーパーバイザー以下、デジタルハリウッド卒業生たちが大勢制作に関わっていて、「あの彼がこのシーンを」と感慨深く楽しむ事ができた。

  • 第4位

    ドリームガールズ
    スペシャル・コレクターズ・エディションDolby Digital Plus 5.1

    ミュージカルシーンが見所の本作。ビヨンセがダイアナ・ロス風になりきったストーリーも楽しいし、なんと言ってもサウンドが素晴らしい。この映画を映画館で観たとき、絶対にBlu-rayが出たら買わねばと決断。ライブシーンの音の重なりや奥行き感などホームシアターでの音づくりに重要性も感じさせてくれた。リファレンス音源としても使わせてもらっている。

ベスト3の作品は次のページ

 

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