マイフェイバリットブルーレイ 第9回 杉山すぴ豊さん

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杉山すぴ豊さん(すぎやま・すぴ ゆたか)

アメコミに関するものに対して造詣が深いライター。ヒュー・ジャックマンなど多くのハリウッドスターのインタビューもこなす。映画評論の傍ら映画「ガメラ2 レギオン襲来」や「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」、「ブリスター!」などの制作にも関わる。現在もWebサイトなどでアメコミ関連情報を発信中。

第10位〜第4位の作品

  • 第10位

    X-MENファースト・ジェネレーション

     ブライアン・シンガー監督版のX-MENシリーズよりも、マシュー・ヴォーン監督が撮った「ファースト・ジェネレーション」のほうが、色がきれいなので好きなんですよ。このあたりの色彩のきれいさは、高画質のBlu-ray Discが普及してきたからだと感じます。まさにBlu-ray Disc時代のX-MENだと思います。とくに青と黄のコスチュームがすごく鮮やかでとっても好きでしたね。ストーリー面では、最初「X-MENファースト・ジェネレーション」が制作されると聞いたときに、僕は、「どうかな?」と思いましたけど、見終わってみると、よくあそこまでいい映画作ったなあとと感心しました。X-MENのテーマをよく分かっている作品なので、X-MENシリーズの入門作品としてもオススメです。2014年には続編の公開も予定されています。

  • 第9位

    ガメラ2 レギオン襲来

     平成ガメラシリーズは当時としては画質が良い作品なのでBlu-ray Discに向いていると思います。いくつかの映画制作に関わってきましたが、この「ガメラ2 レギオン襲来」のときに初めて、僕の名前がエンドクレジットに出ました。だから、そういう意味で、平成ガメラシリーズって、自分にとっては大きな存在です。それとやっぱり破壊スペクタクル系作品は、画質の良いBlu-rayでしっかり見たい気がします。たとえば、僕は「サンダ対ガイラ」などの“巨人物”が好きなので、レーザーディスクが出たとき、それまでのVHSに比べて映像がきれいだったのでものすごく感動したのです。怪獣映画みたいなものを観るなら、DVDよりもBlu-ray Discで観た方が感動や臨場感が増すと思います。

  • 第8位

    サラリーマンNEO 劇場版(笑)

     これは僕がカメオ出演している作品なので(笑)。テンポのいい撮影現場だったので、楽しかったのも覚えています。あと、この作品は「東京国際映画祭」にかかってですね、東宝シネマの六本木ヒルズのスクリーン7番で上映されました。しかも外人向けなので字幕つきでした。僕はカメオ出演ながら「いいね」ってセリフがあって、それが字幕だと「グー」とかになっていて(笑)この作品で篠田麻里子さんと一緒に世界デビューしました。そんな思い出も込めて選びました。

  • 第7位

    マーベル・アニメイテッド・ユニバース

     僕の名前がはじめて総合プロデュースとしてクレジットされた記念すべき作品です。内容は、アベンジャーズの長編アニメーション全8作をBlu-ray Discに収録しています。昔、東京12チャンネルで放送していた、海外アニメをよく観ていて、好きでした。本作は映画制作会社の「ライオンズゲート」が撮影しているので、いわゆるアメリカのカートゥーンよりはよくできています。おなじみのマーベルヒーローがアニメでまとめて観られるのはうれしいですね。

  • 第6位

    バイオハザードII アポカリプス

     実は、この映画のもう一人のヒロイン ジル・バレンタイン役のシェンナ・ギロリーさんの僕は大ファンで、先日 お会いする機会がありました。彼女に「僕の夢は、次のバイオハザード映画で アンデッド役でエキストラ出演して、あなたに蹴られることです」と言ったら、「あなただったら 助けてあげるわ」とニッコリされ、もうメロメロ。人気のシリーズですが映画としては、これが一番傑作だと思います。

  • 第5位

    スーパーマンII リチャード・ドナーCUT版

     クリストファー・リーヴが演じた「スーパーマン」は重要だと思います。やっぱりこの映画が、当時でこれほどのクォリティでできているからこそ、現在のアメコミ映画というジャンルが確立できたのだと思います。アメコミって一つ間違えるとバカみたいな映画になるところを、大人も楽しめる娯楽作品にしました。だから、この映画は好きですね。あとテーマ曲もいい。僕はジョン・ウィリアムズの作品のなかでも、スターウォーズよりもスーパーマンのテーマのほうが好きです。映画史に残る名曲だと思いますね。あれほどキャラクターと曲が合っている作品は他にはないでしょうね。そしてなぜ「II」をあえて選んだかというと、スーパーマンII当初、前作の「スーパーマン」と同じリチャード・ドナー監督が担当していました。しかしトラブルによりリチャード・ドナー監督が降板し、リチャード・レスター監督が担当して「冒険編」として劇場公開されました。その後、ファンの要望に応えて、リチャード・ドナー監督が撮影済みのフィルムを再編集し、追加撮影を行って2006年に「ドナー・カット版」が完成しました。現在ではこのドナー・カット版を単体で購入できるのはBlu-ray Discだけです。

  • 第4位

    アイアンマン

     Blu-ray Discで観るとアイアンマンのきれいさが引き立ちます。アイアンマンのメタリックな感じがとてもきれいに伝わりますね。僕は、ソニーさんのショールームはじめてBlu-ray Discでアイアンマンを観ましたが、そのとき「断然劇場よりすごいじゃん」って思った記憶があります。あと戦闘シーンなどの炎も美しいですね。

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