マイフェイバリットブルーレイ 第8回 山﨑バニラさん

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山﨑バニラ(やまざき・ばにら)

大正琴&ピアノ弾き語り活弁士として活躍中。

11月17日(土)19:30〜キネカ大森にて『月世界旅行』カラー復元版の活弁を担当。
テレビアニメ『神様はじめました』の講釈師役を担当。
公式サイト:
http://vanillaquest.com/

第10位〜第4位の作品

  • 第10位

    キャットシットワン

     砂漠のテロ集団に拉致された人質を民間軍事会社に所属する主人公が救助すると言う内容なのですが、じつは主人公はウサギなんです。これは劇場公開されていなくて、インターネットだけ無料公開された後にブルーレイディスクになった作品です。とにかくCGのクォリティが高くて、「日本のCGアニメもここまできたか」みたいな気分になりますね。私はこの作品を観て、現代版のらくろだと思いました。ウサギなどかわいい動物がモチーフになっていますが、内容は結構リアルで、銃で打ち抜かれて殺されたりするシーンがあります。じつはのらくろも首が吹っ飛んだりして、けっこうすごい内容ですよ。本編は21分ぐらいですが、特典が60分も入っていて充実しています。軍事に詳しい方が登場して「どうしてこの作品でこの銃を採用したか」とか、「この銃の使い方はこうだ」とか、そういうのをずーっと解説しています。そんなマニアックな雰囲気も含めて楽しめました。

  • 第9位

    アリス・イン・ワンダーランド

     ティム・バートンが描く鮮やかな色彩を楽しむ作品ですね。ブルーレイディスクだと発色が素晴らしいのでよりこの不思議な世界観を楽しめると思います。メイキングでは、SFXやCG合成に取り組む役者さん映像が収録されていて、それを観ると、たいへんだなぁって感じます。たとえば、緑の怪獣に乗って、ないものをあるように演技するとかですね。アリス・イン・ワンダーランドは主人公のアリスの体が大きくなったりちっちゃくなったりするので、目線とかを合わせたりしなければいけなかったり。いやあ、本当気の遠くなるような作業の連続ですよね。本編だけでなく、メイキングも見ものですね。

  • 第8位

    借りぐらしのアリエッティ

     実は、ジブリ作品で「アリエッティ」だけ劇場で観てなかったんです。テーマも含めてこのジブリ作品の中でも“しみじみ系”なので、劇場よりも家でほのぼのと楽しむのに向いているのかなぁと思っています。それともこの話をするとネタだと思われるところもあるんですけど、自分がずーっとちっちゃいころに毎日こびとさんを見ているような子どもだったので…毎晩1万人ぐらい見ていたんですよ。この作品を観て、あ、いたんだ、やっぱいたんだって、すごくその頃が懐かしく思いだせました。

  • 第7位

    アイアンマン/アイアンマン2

     この作品も期待以上の作品でした。オープニングシーンですごい名作が始まるのかと思ったら、いきなりB級っぽくなって笑っちゃいました。あと、アベンジャーズが公開されていて、いますが、それを楽しむならアイアンマンの場合は2まで見ていかないとちょっと意味が分からないと思うんですよね。アベンジャーズを楽しむなら、最低でもこの2本は観ておきたいですね。

  • 第6位

    塔の上のラプンツェル DVD+ブルーレイセット

     これは隠れた掘り出し物作品です。子供向けの作品ですし、私はそんなに期待しないで観たら、ものすごく面白くてびっくりしました。ディズニー映画の中で一番面白かったかもしれませんね。作品は本当ギャグがちりばめられたミュージカル仕立てのコメディなのですが、ストーリーがよく練られていてテンポがよく、スキがないんですよ。それどうしてかなと思って特典映像見たら、ボツになったシーンがいっぱい並んでいるんです。これだけのシーンを削ったからこそ、小気味よいテンポが生まれたんだろうと感じました。私はアニメもスキで、自分でもアニメを作ったりしています。ですから、特典映像でまだ線画の状態の作品が観られるのですが、それも面白かったですね。

  • 第5位

    スタンド・バイ・ミー 製作25周年記念
    HDデジタル・リマスター版
    ブルーレイ・コレクターズ・エディション

     この作品もブルーレイディスクのみの特典映像がよかったですね。25年後の同窓会みたいな形で、出演者たちが集まって映像に対してああでもない、こうでもないってお話ししているんですけど…集まったメンバーが、私がパッと見たとき太っている子役の成長後かと思ったら、きゃしゃな男の子でした(笑)。人って25年経つとこんななっちゃうんだっていう、お勧めしていいのかどうか分からない映像ですけど、感慨深いものがありました。やっぱり少年の時期って貴重なんだなって。私はこの作品を今回初めて観たのですが、ちょうど自分の同窓会の直後だったこともあって、本編、特典を含めて印象に残りました。特典映像では、当時、テーマ曲の「スタンド・バイ・ミー」をマイケル・ジャクソンにカバーしてもらうように依頼する予定だったというエピソードが明かされます。結局、スケジュールが合わなくてオリジナルのシンガー「ベン・E・キング」になるんですけど、出演者たちが「マイケルのチャンスを奪ったね」って言って盛り上がっていました。そんなほのぼのとした特典映像の雰囲気も含め、同窓会の直後に見るのがお勧めです。
    ※本作は特典映像が含まれないパッケージもあるので購入時にはご注意ください。

  • 第4位

    ブラック・スワン

     この作品は劇場で観ようかと思っていた作品なのですが、タイミングが合わず逃していました。でもひとりで鑑賞して、「劇場で観なくてよかった」って思いましたね。それはこの作品がつまらないとか、そういうネガティブなことではなくて、ストーリーとかセクシャルなシーンなどこの作品が醸す雰囲気を考えると、家でじとーっと見たい作品です。これはなかなかない、劇場向きではない名作です(笑)ナタリー・ポートマンの美しさとか、音と映像が素晴らしいので、見るならBlu-rayで見ましょうって作品ですね。残念だったのは私がレンタル版で観てしまったので特典映像がなかったんです。セル版にはメイキングだけでなく、ダーレン・アロノフスキー監督やナタリー・ポートマンのインタビューなど豊富な特典が入っています。ナタリー・ポートマンがあれだけのバレエシーンを撮影するには、苦労があったと思うので、セル版を購入して特典映像を観たいと思っています。

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