マイフェイバリットブルーレイ 第1回 小説家 福井晴敏

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ベスト3の作品

第1位 エイリアン・アンソロジー ブルーレイBOX

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

1979年の公開以来、4作の続編のほかに「エイリアンVSプレデター」などのスピンオフ作品が作られ続けているエイリアンシリーズのスペシャルBDボックス。本編4枚+特典2枚のBDディスクはBDの新機能MU-TH-UR MODE(マザーモード)でリンクし、データベースのように利用できる。この限定ボックスには、エイリアンなどのフィギュア制作で定評のあるサイドショウ社製のエイリアンエッグが付属。点灯機能もあるので、マニアの部屋を飾るのに最適なインテリアになる。2011年以降にはエイリアンの生みの親であるリドリー・スコット監督により新作の制作が発表されている。新作は1作目のプレストーリーとなるとの事なので、このボックスを購入していまから予習をしておきたい。エイリアンエッグが不要なら、同じ内容の廉価版BDボックス「エイリアン・アンソロジー:ブルーレイBOX」もある。

全体タイトルに異なる本編を収録するのが気に入った!

このBDボックスには、シリーズ4作すべてに、2バーションの本編が記録されています。劇場公開版原理主義者としては、まさに待ち望んでいたソフトと言えるでしょう。
特に『エイリアン2』。完全版でリプリーとヒックス伍長がファーストネームを教えあうシーンなんていらねー!これから最終決戦で盛り上がってる空気に水差すなコラ!と叫び続けてきた原理主義者たちは、完全版しかリリースされなかったDVDを手元に置く一方、劇場公開版のLDを長らく手放せずにいたのですが、そんな不便もこのBDボックスでようやく解消される時がきたのです。
もちろん完全版には完全版のよさもあって、その両方が手に入るのはBDの大容量ならでは。テクノロジー万歳、キャメロン万歳、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン万歳!
ということで、感謝の気持ちを込めてベスト1を捧げます。

第2位 グラン・ブルー 完全版&オリジナル版 -デジタル・レストア・バージョン- Blu-ray BOX

観たいのはグレートブルーだがBD化に願いを込めて推薦!

この映画もいくつものバージョンがありますが、「グレート・ブルー」の邦題で劇場公開された120分の「THE BIG BLUE国際版」が一番好きです。はっきり言って、他はいらん。完全版なんて冗長なだけです。今回、許せるレベルの「オリジナル・バージョン」が収録されただけでも、まずはよしとしなければなりますまい。
そもそもこの作品は英語で撮影されているのですが、同じ役者がフランス語で吹き替えたバージョンもあり、なんかそちらの方がオリジナルみたいな位置づけになっている。これがしっくりこない。LDで完全版が出たときはこのフランス語版になっていて、「俺のグレート・ブルーを返せ!」と叫んだものですが、今回のBDは英語音声もちゃんと収録してあるので一安心。画質も音質も良好。あとは「グレート・ブルー」バージョンのBDが発売されれば完璧ですね。いや、発売元に直談判にいってもいいぐらい、本気で発売を熱望しています(笑)

【作品紹介】

素潜りで潜水し、その深さを競うフリーダイビングにスポットを当てた海洋ロマン作品。エーゲ海やシチリアなど、あまりにも美しい海洋シーンがBDの高画質により海底のテレビに蘇ります。本作もブレードランナーのように複数のバージョンが存在するが、ノーカットの168分【完全版】と、1988年と1998年にしか劇場公開されなかった137分【オリジナル版】の2タイトルをパッケージ化した。オリジナル版は今回初のパッケージ販売なのでとても貴重だ。封入特典として完全版とオリジナル版の相違について解説するカードが入っている。限定生産なので、購入するならお早めに!

第3位 ダイ・ハード クアドリロジー ブルーレイ ディスク BOX

アドレナリンを沸騰させる魂の一本

シリーズ全て好きですが、第一作目は自分にとってもはや“魂の一本”ですね。とにかく全部のパーツが有機的に絡み合い、無駄というものが一切ない奇蹟のような映画です。このBDボックスはBDタイトルのスタートダッシュ切った作品でもあり、画質、音質の素晴らしさを好きなタイトルで実感できた幸せは忘れられません。1作目は公開当時、1万円以上するVHSビデオを購入し、以後もLD、DVDとタイトルが出るごとに買い直してきましたが、BD版が登場したことでようやく最後のパッケージにたどり着いたような気がしてます。…とか言ってるうちに3D版が出てもおかしくない空気になってきましたが。ええ、そしたらもちろんまた買いますよ!(笑)

【作品紹介】

BDが登場して間もないころに発売されたダイ・ハードシリーズのBDボックス。シリーズ前4作をパッケージングした。主人公がひょんな事から大事件に巻き込まれて、単身で犯罪集団と戦うストーリーは何度見ても飽きさせない。残念ながら福井氏にオススメいただいたBDボックスの販売は終了しているが、4作あるダイ・ハードシリーズの全て単品パッケージとしてBD版が発売されている。なかでもダイ・ハード4.0には、劇場吹替版で主人公マクレーンの声を担当した野沢那智氏に加え、過去3作においてビデオの吹替を担当した樋浦勉氏による吹替版も収録。吹き替え版にこだわるファンにはうれしい仕様になっている。BDボックスの入手は困難だが、ぜひ単品パッケージで極上のハラハラドキドキを味わっていただきたい。

※全作品の紹介とコメントは、ブルーレイディスクの小部屋 を ご覧ください。

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