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2015年06月30日 更新

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作品をより深く知るにはこれをみるべし!

ー「究極超人あ〜る」「機動警察パトレイバー」
ゆうきまさみさんのマイフェイバリット

1980年代から「究極超人あ〜る」「機動警察パトレイバー」といったヒット作を生みだし、現在も、「白暮のクロニクル」「でぃす×こみ」が好評連載中のマンガ家ゆうきまさみ先生。その作品の世界観やキャラクターは、一癖も二癖もあって一筋縄では行かず、読むものを夢中にさせます。ゆうきまさみ先生はどんな映像作品を見てきたのでしょうか?

PROFILE
PROFILE

ゆうきまさみ(Masami Yuuki)

マンガ家

漫画家。1957年北海道生まれ、B型。

1980年『ざ・ライバル』(「月刊OUT」)でデビューし、『機動警察パトレイバー』にて第36回小学館漫画賞を受賞。代表作に『究極超人あ〜る』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』『鉄腕バーディー』など。現在「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて『白暮のクロニクル』を週刊連載、「月刊!スピリッツ」にて『でぃす×こみ』をシリーズ連載中のほか、「月刊ヒーローズ」で連載中の『アトム ザ・ビギニング』(漫画:カサハラテツロー)ではコンセプトワークスとして企画原案などを担当している。

第1位:「ライトスタッフ」

  • ライトスタッフ
  • From the earth to the moon

ーーアトリエでお仕事をしながら、お気に入りの作品を流していることが多いそうですが、まず挙げて頂くとしたらどの作品になりますか?

ゆうき:アメリカの有人宇宙飛行計画(マーキュリー計画)を描いた名作「ライトスタッフ」ですね。これまでのDVD版は日本語吹き替え音声が収録されてなかったんですが、去年の6月に出たBlu-ray版にはちゃんと入ってます。映像も片面2層なので、DVDで必要だったディスクの入れ替えもなしで楽しめます。声優陣も、テストパイロットのチャック・イェーガーを演じる菅生隆之さんはじめ、実力派ぞろいです。

僕も気に入った作品は、ビデオテープ、LD、DVD、そしてBlu-rayと買いそろえていってしまってますね(笑)。アトリエの資料室もそんな作品で一杯ですが、ライトスタッフもその1つです。

ーー機動警察パトレイバー(マンガ版)の第一話、そして最終話のタイトルにも通じるものがありますね。(第1話が「ザ・ライトスタッフ(あっ軽い人々)」、最終話が「THE RIGHT STUFF-正しい資質-」)

ゆうき:内容はもちろんなんですが、映画のこのタイトルも素晴らしいですからね。しかしなんと言っても歴史劇として素晴らしい。おすすめは、この「ライトスタッフ」を見て、NASAの宇宙開拓の歴史を追った「人類月に立つ(FROM THE EARTH TO THE MOON)」を見て、その途中で「アポロ13」を見て、また戻るという見方がおすすめです(笑)。アメリカってこういう刺激、スピリットに溢れているのは羨ましいですよね。もちろん悲喜劇あるわけですが。

ーー色んなところから集められるパイロット達が典型的なヒーローとして描かれないところに、特車2課との共通点を感じてしまいます。

ゆうき:まあ警察ものでど真ん中ヒーローを描いちゃダメだろう、という僕のポリシーもありますけどね(笑)。ライトスタッフの場合、自分が操縦するわけではないロケットに「座っているだけでいい」と言われて、それって空軍のエースパイロットなんかすると、完全に傍流。でもそれが良いんだよな。

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