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BD結 第4回 「てさぐれ!部活もの」ぬこP(佐々木まりな)に聞く『アンコールは鳴りやまない!未来を手探る』

インタビュー&記事 結(yui)

MISSION4

はぁ……楽しかったなぁ……。ぶるれい!部の結(ゆい)です。先日「てさぐれ!催しもの あんこーる」のイベントに行ってきて、めいっぱい楽しんできたら、それをどこから聞きつけたのか、部長から手紙が届いていて……。

な、なにこのスネ方!
うーん、こうなったら友人の「ぬこP」こと、佐々木まりなさんに電話するしか……。

てさぐれ!催しもの あんこーる

(C)てさぐれ!製作委員会

―まずは先日、大成功に終わったイベント「てさぐれ!催しもの あんこーる」(9月7日、渋谷公会堂)を終えて一言! いかがでしたか?

ぬこP「2000人というキャパの会場をとってしまってドキドキだったんですが、ありがたいことに会場は満員で、ファンの皆さんと共に大変盛り上がることができました。そもそも『てさ部!』シリーズは声優さんをキャスティングする時に、本人とキャラの乖離がないことを重要視していたので、イベントでは『アニメの世界を現実にもってくる』2.5次元的な世界が生み出せたと思います」

―私もお邪魔させていただいたのですが、「てさ部!」2回目のイベントとは思えないくらいの一体感でしたね。舞台上と観客席、双方から感謝の気持ちと愛情を感じました。「この舞台まで皆で辿りついた」といった熱がすさまじくて、1曲目が始まった瞬間に号泣してしまいました。

ぬこP「おそらくファンの皆さんも、このイベントが『てさ部!』の終わりだと思ってたんじゃないでしょうか。イベントの準備中に続編が決まったのですが、私たちもそれまでは最後の打ち上げ花火のつもりでした」

気になる「てさ部!」続編について

―イベントで衝撃発表された続編決定! おめでとうございます! 皆、内容が気になってやまないと思うのですが……。

ぬこP「まだ言えることは少ないんですが、『3期じゃなくて、続編』っていうのがポイントです。でも、今までやってきたことから何かの要素がマイナスになるわけではないので、ご安心を。ファンの皆さんをガッカリさせることはないです。新しい何かを仕掛けていくのでお楽しみに」

―なんて気になる言い方! もう少しヒントがほしいです!

ぬこP「他作品とのコラボだったりイベントだったりが礎となってできている内容、とだけ。皆さん色々な予想をされていると思いますが、一人も正解が出ないくらいの内容です。こんなことできるの!? って、すごくびっくりするはず。10月には阿佐ヶ谷ロフトでイベントもあるし、続編まで皆で引き続き盛り上がっていきたいですね」

Blu-ray特典の収録から繋がったコラボ

―そうそう、10月25日に『ロボットガールズZ』とのコラボイベントがあるんですよね。どういう経緯でコラボを?

ぬこP「『てさぐれ!部活もの あんこーる』Blu-ray 2巻のお友達コメンタリーを撮ったときに、明坂聡美さんのお友達として、声優の本多真梨子さん(『ロボットガールズZ』Zちゃん役)が出てくれたんです。それがキッカケで、明坂聡美さんと本多真梨子さんの対決という今回のイベントを思いつきました。ロボットガールズはてさ部!と雰囲気やノリが似ていて共感しやすいので、お客さんにも違和感なく受け入れてもらえるんじゃないかと思い、てさ部!側から話を持ち掛けたら快くOKしてくださいました。コラボグッズとかも作れたらいいなぁと」

―Blu-rayのお友達コメンタリーって、面白い企画ですね。誰の発案なんですか?

ぬこP「音響プロデューサーの中野徹さんが発案です。超大御所の音響監督さんなんですが、『1回やってみたかったんだよね』と(笑)。お友達は誰にする? ってなった時に、『西明日香さんの時は、一緒にラジオやってる洲崎綾さんは?』となったり、『ラジオ自体とコラボしちゃおうよ!』という流れになって。大橋彩香ちゃんが出てる『project 575』とコラボしたり、色々なコラボのキッカケになってますね」

ぬこPのルーツ

―「ぬこP」の愛称で知られる佐々木まりなさんですが、そもそも若い女性のPって珍しいですよね?

ぬこP「元々会社に入ったときも、『アニメやりたい!』と言っていたんです。入社試験で『好きなことを話せ』って言われて、『エヴァ』と『ガンダム』の話を40分したり」

―40分、どんなことを話したの?(※ここから普段ぬこPとアニメ話をしてるような雰囲気になり、つい、お互いタメ口になってしまいました)

ぬこP「ガンダムって、自分が正義だと思っているものが傍から見ると歪んでいたりするの。だから、信念がぶつかりあう。現実世界の実生活って空気を読んで言葉を飲みこんだりするけど、それを一切せずに全力で戦っているところが好き! 『機動戦士ガンダムΖ劇場版』はBlu-rayでも持ってるよ。映画館でもいっぱい観たけど、好きなシーンを巻き戻して何度も観てる。私は主人公を好きにならないタイプだけどカミーユだけはすごく好きで、昔の声のまま新しい画になってたまらんな! と思ったり」

―(はっ……! いかん、このままだとガンダムのインタビューになってしまう)

Pとして表に出ること

―ぬこPとして表に出るようになったキッカケを教えてください!

ぬこP「予算がなかったから!」

―な、なんてシンプルな……。

ぬこP「てさ部!は特に15分番組だったので、宣伝費がゼロに等しかったの。大橋彩香さんの『どんちきショー』で司会をやったのが初めてかな。自分でイベントの台本も書いてたし、自分がそのまま司会やっちゃったほうが早いかな? と思って、よし、自分で好きにやろう! と」

―表に出るにあたって、自分自身のキャラクターのセルフコントロールとか、気を付けたりしてることはある?

ぬこP「アニメって専門的な話が出がちなんだけど、キャストと同じ情報レベルで話すこと。プロデューサーとして表に出てるけど、いちアニメファンとして、ファンがどんなことを知りたいかな? って、ファン目線を提供する役割に徹してる。もともと自分がアニメ好きってのがあるので、そこに立ち戻るのがそんなに難しいことじゃないんだ」

―なるほど、それはぬこPの強みかも。

ぬこP「例えば、てさ部!の公式Twitterも最初からツイートにそれぞれPの名前を記名したほうがいいなと思っていて。予算がないってわかりきってたし、そのときはイベントをたくさんやるって決まってなかったけど、その人が言ってます! ってことでキャラ付けができたらいいなと思ったんだ。キャラが立っていって、ラジオに出たりとか、PRをしていける人になったらいいなって。キャストを使わないでできる、お金のかからないPR活動を考えた結果、行き着いたことなんだよね。先日のイベントの時も、ひとりのPがてさ部!の担当を外れることをTwitterで発表したら、すごいリアクションがあって。ファンの皆さんがそこまで想ってくれたことが嬉しかったな」

―ファンの人も、1人のファンとしてPに共感していたんだろうね。

ぬこP「ちなみに、女性向け作品の方では前に出ることは一切出ないようにしようと思ってる。自分がファンの目線になって考えるとちょっとなぁ……と。作品によって判断しているね」

―いつだって客観的な目線を忘れないんだね。

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